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トライガンマキシマム 4巻その2

      2016/01/04

トライガンマキシマム 4巻その2です。

GUNG-HO-GUNSのザジ・ザ・ビーストに攫われてしまったメリルちゃん。ミリィちゃんは急いでヴァッシュ達の元に駆け寄ります。
一方のメリルちゃんは、エレベーターの中に監禁されてしまっていました。するとビースト以外にミッドバレイ、ガントレットが現れます。どうやら今回の戦闘はこの二人が行うようです。
ミッドバレイはリアリスト(現実主義)故、メリルちゃんもなんらかしらのカードに使えると考えますが、ガントレットは何やら只ならぬ雰囲気でメリルちゃんに近づきます。

あんた、ヴァッシュ・ザ・スタンピードの身内ナななルァァァァ

突如、狂った様にメリルちゃんに接近するガントレット。素手でメリルちゃんを閉じ込めている鋼鉄製のエレベーターを破壊する勢いです!!さすがにミッドバレイも焦ります。どうやら、ガントレットは特別ヴァッシュに恨みを持っているらしく、メリルちゃんがヴァッシュの身内だと思ったようです。しかし、違うことが分かると先ほどまでの狂気が嘘のように実を潜めてしまいます・・・
宿で緊迫な面持ちのヴァッシュ達。窓を見ていると突然、巨大なサンドワムズが出現します。ワムズの頭上に乗っているのはビースト。
ビーストは、自分たちがメリルちゃんを攫い、返してほしくば指定した場所へ来いと言い去ってしまいます。
さて、ビーストの要望通りの場所にやってきたヴァッシュ達。そこは密集した住宅街で、戦うのにはあまりにも人が多すぎる場所でした。勿論、ミッドバレイ側もヴァッシュの性格をよく知っての上での場所でした。
極力巻き込むことを拒むヴァッシュにとっては厳しすぎる戦闘場です。

ウルフウッドは、ミリィちゃんに足手まといだから帰った方がいいと促しますが、今回はメリルちゃんに命がかかっています。簡単には引き下がりません。ミリィちゃんも超重量武器を使用しますが所詮は人間の範囲内です。GUNG-HO-GUNSとの直接戦闘においてはあまりにも無謀です。
しかし、ヴァッシュはここでOKを出します。ミリィちゃんの心意気を組んだのでしょうか、一応ヴァッシュ本人も「二度と人質を取る間など与えない」と言い放ちます。かっこいいですね
そして、異常な雄叫びと共に巨大な弾丸が降ってきます。GUNG-HO-GUNSの一人、ホッパード・ザ・ガントレットです。周囲の建物を破壊しながら突っ込んできます。ガントレット自身は巨大な弾丸であるグーテリアの中に身を潜め巨大なブ―スターを駆使して敵に突っ込むというシンプルな戦法をとります。
しかし、単純ゆえ圧倒的な破壊力をもち、あっという間にヴァッシュ・ミリィとウルフウッドの2組に分断します。

ヴァッシュと分断されたウルフウッド。すぐに合流しようとしますが、頭上のビルからミッドバレイの影が・・・
瞬時に気配を感じとり対応しようとしますが、時すでに遅し。ミッドバレイの衝撃超音波を食らい一瞬で戦闘不能させられます。この時の戦闘シーンはめちゃくちゃかっこいいです!!
殺人鬼だらけのGUNG-HO-GUNSですが、個人技だけでなくコンビネーションも組み合わせると恐ろしいまでの実力を発揮します。

一方でガントレットと対峙するヴァッシュ達。ミリィちゃんはガントレットの殺気に声すら発せられない状態になってしまいます。やはり格が違いすぎました。
ガントレットが銃を抜き、ヴァッシュに向けます。戦闘開始です――――――
ここで、戦闘不能になっていたウルフウッドが無意識のままミッドバレイにパニッシャーのミサイルランチャーを発射します!!
直撃こそしなかったものの、即死確定であるはずの衝撃波を食らって尚反撃する。改めてウルフウッドもGUNG-HO-GUNSの一員であることを思い知らされるミッドバレイ。しかし、ウルフウッドもしばらくはダウンします。凄まじい戦闘センスです。

ガントレットの攻撃の前に、普段通り交し、極力周囲の人間を巻き込まないようにするヴァッシュ。そんなヴァッシュに虫唾が走り、怒るガントレット。ヴァッシュに「貴様がジュライでやったことを思い出しやがれぇぇぇ!!」と叫びます。
ジュライとはかつてヴァッシュが己の力を開放させて消滅させてしまった大都市です。しかし、あまりの力の解放の為かヴァッシュ自身の記憶は現状飛んでいます。(もちろんこれもナイブスが原因なのですが)
どうやらガントレットはジュライに大切な人がいたようです。その人もヴァッシュの力によってジュライごと消滅させられてしまったのです。ヴァッシュへの怒りも納得できます。

ジュライの話が出たことから、ヴァッシュは一気に戦闘意欲がなくなります。ヴァッシュ自身も記憶が飛んでいても自身の力からジュライを消滅させたのは自分だと薄々感じていたようです。
ナイブスが原因としても数十万人というあまりにも多くの命を一瞬で奪ってしまった事実には変わりありません。罪の意識から、もはやヴァッシュはガントレットに対して抵抗すらできなくなってしまいました。そんなヴァッシュに失望するガントレット。メリルを殺しに行くといい去ってしまいました。
一方のメリルちゃんは、ビーストの暇つぶしからヴァッシュとナイブスの正体について話します。わかっていたことですが彼らの正体は人間ではありません。プラントだったのです。物理限界を超えてあらゆる物質を生み出すプラント。本来は自立することなく人間の生活を維持するための生産用の道具だったのですが、偶然からかナイブスとヴァッシュはプラントでありながら人間の様に自立することができていました。物理限界を超越し、神の如き力を持っているプラントが意思をもち、その力を暴力に向ければジュライ消滅も納得です。

ダウンしていたウルフウッドですが、ここで駆け付けたミリィちゃんに助けられます。なんだかんだ言って役に立っていますミリィちゃん。
ウルフウッドは、パニッシャーを落としたと言って探してくれと言いますが、パニッシャーはウルフウッドの目の前にあります。しかし、周囲が見えていないのか手探り探していきます。そう、ウルフウッドは衝撃波を食らった脳へのダメージからか一時的に視力を失ってしまったのです!!
なんとかパニッシャーを渡しましたがウルフウッドは見えない目でヴァッシュの加勢に行きます。途中、もうこれ以上巻き込まないようミリィちゃんを気絶させます。

ミッドバレイとガントレットが合流し、いよいよ決着に向けて大詰めに入ります。戦意喪失のヴァッシュ。目が見えなく戦闘では絶望的な状況のウルフウッド。シップでの戦いよりも追い込まれてしまった状況です。
今回の巻では、血みどろではなくどちらかというとコンビネーションや相手の不意を衝く戦法が多かったです。特にミッドバレイの戦法はいざ敵に回ると恐ろしいものです。音が武器である以上目に見えず、射程距離も360度(ミッドバレイは指向性すら持たすことができます)防ぎようがありません。どうしろと・・・
ヴァッシュとナイブスの正体も判明し、次巻からはこのバトルも佳境に入ります。

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