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トライガンマキシマム 5巻その1

      2016/03/05

トライガンマキシマム 5巻その1 感想です。表紙は、ヴァッシュ!!

冒頭、ヴァッシュのジュライにおける回想から入ります。
ジュライの人々たちと普段通り、仲良く触れ合っているヴァッシュ。そんな状況で、ヴァッシュはジュライにいるであろうナイブズを探していました。
そして、ナイブズの居所を目星をつけることに成功します。

一旦回想は終了し、再び現実に戻るヴァッシュ。ジュライで何が起こったのか少しずつですが思い出していきます。そして、ナイブズが原因とはいえ、自身が彼らを消してしまったことも・・・・
ヴァッシュにとって彼らは家族同然でした。(いや、ヴァッシュにとっては人類が家族ともいうべきか・・・)
自身の手で殺してしまったことを思い出し、たまらず心が折れかけるヴァッシュ。
しかし、彼は立ち止まることを許しません。

「ここで、膝を折るわけにはいかない」

今まで、ヴァッシュはナイブズを止めるために戦ってきました。百数十年も続けてきた使命をここで終わらすわけには行きません。彼らやこれからの人類の為にヴァッシュは平静を取り戻し、再び戦場に戻っていきます・・・・・

一方のGUN-HO-GUNSでビーストは、戦闘音がやんだことを察知して様子を伺います。
この時、口から何万もの蟲を出しますが、めちゃくちゃ気持ち悪いです(笑)

ヒュン

一瞬で蟲が粉々になります。不意打ちにビーストも戦闘態勢になります。しかし・・・

 

ぱんっ

乾いた音と共に監禁されているメリルちゃんのとこに何やら変な物体が・・・・
ビーストの腕でした。
肝心のビーストは、体半分近くがえぐられていました・・・・・
「あ」「え?」

突然の出来事にわけがわからないビースト・・・
背後からガントレットが迫り、ビーストを文字通りミンチにします!!

どうやら、二人ははじめからナイブズ達の元に戻るつもりはなく、この戦いに乗じて脱走するようです。そのため、監視役のビーストが邪魔で始末したみたいです。
不意打ちもいいところですが、問題は回避が非常に困難だということです。

ミッドバレイの技で周囲を完全に無音にしてガントレットのグーデリアで仕留める。単純ですが、無音ゆえ知覚が不可能な技です。どうしようもありません。おそらく、初見が相手ならほぼ全ての人物に対して通用するでしょう。
同じGUN-HO-GUNSであるビーストが何もできずに葬られたのが良い証拠です。

なんでも、周囲の音と逆位相の音を演奏して無音にするとのこと。もうあまりの神業っぷりに笑うしかありません。ホント支援能力としてはミッドバレイは優秀すぎると思います。

そして、ヴァッシュを向かいうつべく物陰に潜む二人。罠だとわかっていてもメリルちゃんを救うためヴァッシュは一歩一歩死地へと歩んでいきます。
ミッドバレイは、自身のとんでも聴力を活かし、この建物内の状況を把握しタイミングを図っています。しかし、彼には不安が残っていました。

コツ、コツ、

なんと視力も潰されていたウルフウッドが本能を頼りにミッドバレイに近づいているではないですか!!
ミッドバレイは集中しているため攻撃ができません。一歩、一歩迫るウルフウッド。もはや数メートルという距離までに迫っていました。ここでガントレットが号令をかけます。

 

「ゆくぞっ」

グーデリアの出力全開でヴァッシュに突撃します。無音状態なので気づきません!!ヴァッシュもビーストと同様にミンチ確定か!?
しかし、その直前にミッドバレイに巨大な十字架が迫ります・・・・・

ミリィちゃんのスタンガンでした。すんでの所でミッドバレイの無音演奏を妨害し、グーデリアの突撃音が戻りなんとか反応するヴァッシュ。しかし、一応突撃は食らってしまっています。(笑)

ウルフウッドvsミッドバレイは、ミリィちゃんも庇いながらの戦闘でミッドバレイを逃がしてしまいます。それにしても目が見えないのに銃弾を防ぐ真似をするとは相変わらず人外過ぎます。

一方のガントレットは不完全とはいえグーデリアを食らわしました。とはいえあんな物を食らったら待つ間違いなくミンチです。しかし、妙な手応えが残ります・・・・・

すると、ヴァッシュからプラント特有の羽が生えていきます。以前、暴走した時と似た感覚です。一瞬で肝が冷えたガントレットはグーデリアを出力全開でエレベーターごとヴァッシュを潰そうとします。しかし、所詮は人間の兵装。力を覚醒しようとする今のヴァッシュには大して意味がありません。

暴走状態に血がづきつつあるヴァッシュ。そんな中、ヴァッシュの羽がガントレットやメリルちゃんに触れます・・・・
そして、今までのヴァッシュが体験してきた記憶が二人に流れていきます。

元々、ガントレットはジュライに住んでいた醜い障害者でした。周囲に蔑まれてきたガントレット。この辺の雰囲気は実にトライガンらしいです。
ただ、彼にも守るべき人がいました。その人は、玩具奴隷で捨てられた際に目玉も焼かれて一人では生きていくことができない女性でした。同じ周囲に疎まれていた二人。それでもガントレットは彼女と共に生きようとしていました・・・

そんな中、ヴァッシュはナイブズの居場所を突き詰めますが、あっという間にナイブズに囚われちゃいます。この時のヴァッシュはナイブズの様に力を自在に繰り出すことができません。勝負になるはずがありませんでした・・・・・
ナイブズは、捉えられたヴァッシュに力を発現させようと自身の力と共鳴させようとします。その共鳴に応じるヴァッシュの体。それでも、ヴァッシュはナイブズを止めようと銃を突き付けます。
すると、ナイブズは傷だらけのヴァッシュの体を見て禁句を言い出します。

 

「100年生きてきて人間に対してただの一度も憎しみを持ったことがなかったのか!?」

100年間・・・・人間を守りながら活動をしていたヴァッシュ。しかし、ナイブズ以外にも人間を傷つけるのは同じ人間でした。時には、守る存在である人間に差別や、暴力も数えきれない程受けていたであろうヴァッシュ。全身の傷が彼が今まで受けてきた仕打ちを物語っています。

ナイブズの禁句に言葉が詰まるヴァッシュ。思わず「やめろ・・」とつぶやく彼の姿は痛々しいです・・・・
ここぞとばかりに、ナイブズはどんどん人間の醜さを説き、ヴァッシュを追い詰めます。
必死に耐えてきますが、不慣れな共鳴で力が大変不安定になっている状態でのナイブズの言葉。精神も限界です。ヴァッシュの腕がエンジェルアームに変形し、ナイブズに狙いを定めます。
これには、流石のナイブズも焦ります。

そして、ヴァッシュの力が開放されます----------

一瞬にして数百万が住んでいた大都市ジュライが消えました・・・・

ヴァッシュと親しかった子どもたちも皆一瞬で消滅してしましました。
消滅した人々の中には、ガントレットが大切にしていた女性も含まれていました・・・

たまたま、ガントレットは街を離れていたので九死に一生を得ましたが、彼にとっては半身とも言うべきかけがえのない存在です。これによってガントレットはヴァッシュを恨みGUN-HO-GUNSに加入したと思われます。

その2へ続く・・・・

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