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トライガンマキシマム 5巻その2

      2016/03/13

トライガンマキシマム 5巻その2 感想です

ヴァッシュに触れることによって見たくもない過去のジュライに凄惨な光景を強制的に見るはめになってしまったガントレット。彼にとっては、この光景は耐えられなく近くに設置してあった爆弾の起爆スイッチを押してしまいます。
爆破によって崩壊するビル群にあわや巻き込まれてしまうウルフウッドたちでしたが、その瞬間倒壊する瓦礫の山を光の玉が突如覆います・・・

夜が明け、朝日がガントレットを照らしています。どうやらガントレットは爆破から逃れたようです。すると、ガントレットに突如銃口が向けられます。ミッドバレイ達も生き残ったようです。自身が生き残っていることを知るガントレットを口封じに殺そうとしますが、ウルフウッドに阻まれます。

ミッドバレイとウルフウッド。一色触発の空気ですが、そこに瓦礫の山から偉業の羽が出現します。そう、暴走状態となったヴァッシュでした。あまりにも神々しい姿にミッドバレイは「我々などゴミだ、こんなものの近くには一秒もいたくない」と漏らします。ナイブズから逃れたいのもあまりにも人間とはかけ離れた次元の違う存在に恐怖してのことでしょう。
ミッドバレイは、このまま自身とやり合うつもりのウルフウッドにこう言い放ちます。

「ここで、お前が斃れたら奴らを潰し合わせる作戦が水泡に帰すぞ」

すると、暴走状態となったヴァッシュの様子がおかしくなります。なにかに反応しているようです。
何かが高速で向かってきます。するとミッドバレイの頭上にあの男が・・・・・

レガート・ブルーサマーズ!!

あまりにも意外な人物の出現にミッドバレイは戦慄します。どうやらビーストによりレガートは彼らの背信行為等を端からお見通しのようだったようです。この時の彼の笑顔は狂気そのものです。
始末したと思っていたビーストも生き残っており、このままでは、もう逃げ出すことは不可能。ミッドバレイは賭けにでます。
一瞬でサクソフォンに息を吹きこもうとし、レガートを殺そうとします。

ドン

鈍い銃声が響き渡ります。すると、瀕死で動けなかったはずのガントレットがミッドバレイに向けて発砲しています。ガントレットもレガートの「技」に取り込まれ操られてしまったのです。何発も銃弾をぶち込みあっさりとミッドバレイは殺されてしまいました。
しかし、銃殺では飽きたらずレガートは自身の移動手段である超巨大なバイクを使用してミッドバレイを文字通り潰してしまうのでした。うえ~

あまりのも理不尽な仕打ちに叫ぶガントレット。なんとかレガートの技に対抗しようとします。すると、以外にも少しずつではありますが逆らうことに成功します。レガートも暴走したヴァッシュを取り押さえるのに手一杯のようです。ウルフウッド、ガントレット、レガート、ビーストのあまりにも緊迫した状況でついにある人物がカードを切ります。

ヴァッシュの下に隠れていたメリルちゃんが現れ、銃をレガートに向かってぶっ放します。これにはレガートも予想外!!一色触発の空気を破ります
集中力が切れ、ガントレットはレガートに攻撃を加えます!
ナイブズへの背信行為に対してレガートは怒り、ついには死体となったミッドバレイを操りガントレットを殺そうとします。死体も操るとかもはや何でもありです

ガントレットもこれまでとおもいきや、そこへ暴走状態のヴァッシュが彼を庇います。
暴走状態となった最中でヴァッシュは自身への過去の過ちに悩まされている最中でした。
しかし、彼は懸命に前に進もうとしていました。すまない、すまない、すまない、これまでの行為に対して懺悔し、なおかつ進んでいこうとするヴァッシュ。
すると、意識の中でのナイブズがその生き方は正しいのか?とまた揺さぶりにかかります。
それはヴァッシュにもわかりません。只一つ確かなことがあります。あの日、ジュライごと消してしまった人たちは-―

優しかったんだ--------

 

 

ドンドンドンドン
絶え間なく続く銃撃からガントレットを身を呈してかばうヴァッシュ。心に区切りがついたのか暴走状態も収まりつつありました。
中々ガントレットを殺せないことに苛立ちレガートは自身の手で殺そうとします。
ヴァッシュとぶつかる瞬間、上空から巨大の釘が振っていきます
あまりのも唐突な出来事に全員が一瞬止まります。

巨大な釘はレガート(とレガート自身が移動用に操る巨大人間)もろとも串刺しにしていました。
それを行った人物が空から降り立ちます。

見た目は綺麗な女性ですが実は中身は男。ようはオカマちゃんです。
その人物こそGUN-HO-GUNS最強の男、エレンディラ・ザ・クリムソンネイルでした。

エレンディラは、予めナイブズからレガートを連れ戻すように指示を受けていたのです。
いくら、四肢が動けない状態であったとしてもGUN-HO-GUNSを手玉に取るレガートを簡単に連れ戻すことができるとは・・・この人もとんでもなくバケモノです。
エレンディラのあまりにも強さに戦慄するウルフウッド。

こうしてエレンディラの介入もあり、レガートたちはヴァッシュの元から去っていくのでした。
なんとか収束した事態でしたが、ここでガントレットはヴァッシュにこう言い放ちます。

「悪いが、俺はここまでだ。」
「お前は生きて苦しめ。殺してなどやらん」

そして、最愛の人を思い浮かべガントレットは逝くのでした。
この時のヴァッシュの表情の切なさは、なんとも言えない感じです・・・・

結構緊迫した戦いでしたが、最後のオチには笑ってしまいました。やっぱりこういったほのぼの感があるのはいいです。

この巻では、ド迫力バトルよりもヴァッシュの苦悩に焦点を当てた巻でした。ヴァッシュの心情やジュライでの出来事が明確になり、読んでいる方も中々緊迫した感じでした。
あと、ミッドバレイがあっさり殺されちゃったのも意外でした。やっぱりレガートは怖いですね。ナイブズに対する崇拝ぶりはとんでもないです。
エレンディラも登場しましたが、この人マジで化物です。最終巻近くに行けばそのとんでもなさがよくわかります。
個人的には、この5巻はトライガンの中でBest4に入るほど気に入っています。心理描写が気に入っています。まぁBest1はあの巻ですが・・・・・・

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