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ヘルシング 8巻その1

   

ヘルシング 8巻感想その1です。

前巻で大きな成長を果たしたセラスちゃん。そして、ヘルシング機関、アンデルセン神父率いるイスカリオテ、最後の大隊の三つ巴の攻防が始まろうとしていました。

そんな中、久々のご登場のアーカードさん。久々の登場が嬉しいのか、陽気にビル群を飛び回っております。こんな形相の人が飛んでいたら卒倒しそうです。

十字軍と最後の大隊が一食即発しそうな時、アーカードさんは突如上空から現れます。
同時に、アンデルセン神父、大尉も現れ、お互いの機関の最大戦力同士が対峙します。

この壮観たる光景に、他のモブ兵たちも興奮気味です。実際、この3人が同時に三つ巴の戦いしたら凄いことになりそう。というより、3人とも凶悪顔で全員極悪人に見えます(笑) むしろ大尉がかろうじて主人公側じゃね?といった感じです。

アーカードさんが、インテグラさんにオーダーを受けます。

 

「見敵必殺」

 

それを受けアーカードさんは、いよいよ切り札を行います。

 

 

拘束制御術式零号 開放

 

「私はヘルメスの鳥」「私は自らの羽を喰らい」

周囲の空気が張り詰めます。次の瞬間、アンデルセン神父の無数の銃剣がアーカードさんを貫き、間をおかず大尉のケリで顔面が爆散します。それに呼応するかのように、皆がありったけの銃弾をアーカードさんにぶち込みます。はた目からみたらひどい公開処刑です。リンチもいいところです(笑)

アンデルセン神父は言います。ここにいる全員が確信したと!! このバケモノを倒さないと恐ろしいことになる!!と・・
皆の総攻撃も虚しくアーカードさんはいよいよ術式を開放します。

 

「飼いならさられる」

 

上空で見ていた少佐は何が来るのかわかっているようでワクワクしています。するとミンチになっていたアーカードさんの体からトランプやらマスケット銃弾が飛んできます。これらの攻撃は、トバルカインやリップヴァーンちゃんのものです。

拘束術式零号は、アーカードさんがいままで喰らってきた命を開放し、兵として使役できるものでした。もちろんたった数人程度なら大したことない能力ですが、アーカードさんともなれば話が違います。数百年も喰らい続けた命ですからそりゃ膨大な数ですよ。今まで多くの致命傷を受けてきましたが、取り込んできた命の残機からすれば微々たるものです。
ワラキナ公国軍を筆頭にすごい数の兵を出現させていきます。

この能力からアンデルセン神父もどうりで殺しきれぬはずだ!!と納得していまいます。チートすぎて泣けてきます・・・・

あまりにも非現実的すぎる光景に、十字軍も最後の大隊も大パニックです。両軍ありったけの銃弾をぶち込みますが、同時に数百万の兵に襲いかかれたらそんなものは無に等しい攻撃でした。あっという間に蹂躙され串刺しにされていきます。

大量の死人の兵たちが渡る仕方はさながら死の河だと少佐ははしゃいでいます。自分とこの兵が全滅真近なのに楽しそうだなこの人(笑)
アーカードさんはというとなぜかすっかりダンディーなおじ様に返信していました。この姿のアーカードさんは登場短かったけど王の威厳がたっぷり出ていて自分は大好きな姿です。

上空から攻撃ヘリで大層な演説をしていたマクスウェル大司教様もあまりの光景になにがなんだかわからんといった状態です。そりゃそうです。先程まで数に物を言わせてブイブイしていたとおもったら、いきなり自分たちの何百倍の兵が襲ってきて全滅なんですから錯乱してもおかしくないよね・・

そんな偉大なる大司教さまにも終わりの時が近づいてきました。自身の攻撃ヘリも撃墜され(やっぱり対上空としてリップヴァーンちゃんは強いよね。後、トバルカインもなにげに強い。ゾーリンより強いんじゃね?と思っちゃいました)地面に激突です。幸いにも自身は、強化ガラスの箱に入っていたので無事でした。でも、撃墜の時に「俺は大司教だ」と言いまくるあたり素晴らしいくらいの小物です。

一応この強化ガラスは強く、亡者たちでも中々突破できません。亡者たちが突破できないとわかればいきなり強気になる大司教様。しかし、当然こんな小物が長生きできるはずもありません。

 

 

ガキッ

 

アンデルセン神父の銃剣が飛んできて強化ガラスを割ってしまいます。100m近くから落ちて傷一つつかないガラスを銃剣で割ってしまうなんて相変わらずパネェ・・・・・

亡者たちが侵入していきマクスウェル大司教はアンデルセン神父に助けを求めながら串刺しで殺されてしまうのでした・・・・・
不遇の幼少時代からとはいえ権力に憧れ、権力に飲み込まれた男の最後でした。大司教にならずこれまでどおりイスカリオテの長としてなら有能な人物だったでしょう。キャラ的には喜怒哀楽はっきりしていて好きなキャラでしたので死んだ時は残念でしたね。

教え子であるマクスウェルに引導を渡したアンデルセン神父のやりとりも感慨深いですね・・・
マクスウェルも最後に先生と叫び、アンデルセン神父も馬鹿野郎と神妙な表情でつぶやくあたり、なんだかんだ言ってこの2人はお互い通じあっていたのでしょうかね。この辺のやり取りはヘルシングの中でもかなり好きなシーンです。

さて、アンデルセン神父はここで一人アーカードさんを倒しに行こうとします。零号を開放したアーカードさんは溜め込んでいた命を放出したので今のアーカードさんはただ一人の命だけを持つ吸血鬼です! 潰すなら今しかありません。
これも少佐の策略でしょうが、それがわかっていても死地に向かうアンデルセン神父。あれ、この漫画の主人公ってアンデルセン神父だったけ?と思うほどかっこいいです。反対になんで主人公がラスボスやってんだ!!と思っちゃいます(笑)

残るイスカリオテメンバーに強引に別れを告げ、アンデルセン神父はアーカードさんに襲いかかります!!
互いに剣と剣を打合います。

互いにすさまじい剣撃です。アーカードさんは、人のみでここまで練り上げたアンデルセン神父に思わず賞賛の声を漏らします。

得意の銃剣を無数の矢の様に放つ神父。しかし、その銃剣はアーカードさんの凄まじい銃撃の前に全て落とされてしまいます。
この辺のジャッカルを再度説明しながら、「パーフェクトだ。ウォルター」は熱いですね!!

めげずに突っ込むアンデルセン神父。以前では銃の威力が足らず押すことができましたが、今回はジャッカルがあります。ジャッカルの銃弾を受けた左手はガードしていたのにもかかわらず千切れかけてしまいます。やはり威力が段違いですね。13mmの拳銃弾でこんな威力ってどんな火薬使ってんだって話ですけど・・・・

構わず攻撃を繰り出すも、亡者たちが盾となり近づけません。そして、別方向からリップヴァーンちゃんとトバルカイン達の攻撃が襲ってきます。これはキツイ!! いくらリジェネーター持ちであってもこの物量差は絶望的です。

しかし、アンデルセン神父はめげずに、勝機が那由多の彼方でも十分すぎると言っちゃいます。かっこ良すぎです。
うん、これはアンデルセン神父が主人公だわ(笑)

感想その2へ続く。

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