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ケンガンアシュラ 146話

      2016/07/31

ケンガンアシュラ 146話の感想です。

今週は、過去の中でも抜群の余韻を残しての終わり方だったのでは!?

派手な戦いや、熱いバトルという点では王馬VS雷庵戦のほうが上手だと思いますが、キャラのかっこよさ、双方の株を上げるという点では、今週はまさに過去最高のものだったと思います。

個人的にはもう一周くらい引っ張るんじゃないかと思っていましたが、意外に早くの決着でした。

下手に関林が、超耐久力でしぶとく残り逆転していくと、もう何回同じターンやってんだよ!とウンザリしてしまってもおかしくありませんが、今回は関林のプロレスラーとしての強さ、ムテバさんの戦士としての強さが上手いこと纏まっていました。

はい、ムテバさんかっこ良すぎです!!!

今、人気投票やったら1位になれそうです。(それは無いか(笑))

 

ムテバさんの謎打撃一発の元崩れ去ってしまった関林。

鬼王山さえもその打撃の正体は分かりません。しかし、若槻さんは、汗ダクダクで先ほどの打撃が如何にヤバイものかを通関していました。

 

 

心臓抜き

 

これが、先ほどの打撃の正体でした。筋肉や骨を破壊するのではなく、スキマを縫い直接心臓に衝撃を与える。心臓そのものに打撃を当てるので打撃威力は必要ありません。

些細な打撃でも、一定の動きをする心臓のリズムを狂わせるのには十分。いかなる耐久力を備えた人間であろうと、心臓そのものを攻撃されてはどうしようもありません。

 

しかし、冷静に考えればこんな超難易度の技を一流同士の戦いで成功させることは普通無理です。

それを可能にしたのがムテバさんの代名詞とも言える目潰し。

1回戦でもこの試合でもムテバさんは異常とも言えるほどの目潰しを行いました。普通目潰しを行うものならば相手は当然その対処に全神経を集中させるでしょう。関林のそらしも当然この目潰しに多大なる神経をすり減らしていたに違いありません。

すると、必然的に他のまもりは薄くなります。一回戦からの地道な目潰しによる仕込みを行うことで手薄となった心臓部分にこの技を的中させることができたのです。

正直、戦闘における姿勢が違い過ぎます。本当に、一般の格闘家とは一線を画するプロフェッショナルです。

心臓に衝撃を与える点では桐生の羅刹掌と似ている感じもしますが。桐生も、筋肉等のスキマを外して行っているのかな? まぁそれだとあのグリュン、グリュンの説明はつかないけどね。こうしてみると、向こうはガードごと捻りそうなのでやっぱり、ファンタジー感が強いな・・・

ちなみさり気なくディスられている黒木と理人(笑)
ただ、ムテバさんの心臓抜きも確かに凄いとは思いますが、防御無視の彼らの攻撃も結構エグいとは思います。

若槻さんも、もしこの心臓抜きをムテバさんが使えることを知らずに3回戦を行っていたら関林同様に餌食になっていただろうと推察します。

この様子だとムテバさんも、若槻さんよりも格上だと捉えることができそうです。

 

 

個人的には、筋密度に考えて関林より耐久力が上な気もしますが、まぁどっちにしろこの技の前に耐久力は大して意味を持たないでしょう。

 

「道化扱いしたことは詫びよう」

「大したもんだ」

 

 

それは、ムテバさんから発せられた言葉でした。
本来なら、使う予定もなかった技。そして、自分は耳に大きなダメージも負ってしまった。

恐らく、格下であろう相手にここまで食い下がれたことに対する敬意の現れでしょう。

因幡君がかつてムテバさんを快楽殺人者と言っていましたが、この姿勢はそれとは大きく違うものでした。
殺人者であることには変わりありませんが(まぁ傭兵という仕事柄、仕方ないとは思いますが)、相手を素直に認め、敬意を払うといったナイスガイでした。

 

 

 

!!??

 

 

 

突如振り向くムテバさん。そこには立てるはずのない関林が確かに立ち上がっていました。

驚愕する一同。

それは、耐久力など超越した確かなプロレスラーとしての信念でした。

恐らく耐久性なら関林の上位互換であるユリウスのほうがずっと上でしょう。しかし、もしユリウスが心臓抜きを喰らったら立ち上がることは無理だったでしょう。
いや、関林以外ではどの闘技者も無理でしょう。

プロレスラーのとしての確固とした信念。この信念の強さだけなら全闘技者No1かも知れません。

 

感服を通り越して「呆れる」ムテバさん。

その姿勢にとことん付き合ってやると豪語します。

二度目の心臓抜き。徹底的に潰すつもりです!!

 

「GOODーBYE」

 

目黒と同様に決め台詞を言いますが・・・

 

 

ブッ

 

突如の関林による毒霧!!思わず一瞬動きを止めてしまったムテバさん。

動くどころが本来なら生きていることさえビックリの関林がまさかの反撃を行います!!

地面にたたきつけられるムテバさん。

普通なら、笑うどころではありませんがムテバさんは不思議にも笑っていました。

 

「・・・・・・いいね。」

 

体勢を直し、これほどの相手を前に戦士としての誇りを思い出します。

 

「使わせてもらうぜ」

 

「俺の持つ力の全てを。」

 

思わず、目からビームを放ちそうなぐらいのギラギラした目(笑)をしながら本当に嬉しそうなムテバさん。

というより、全然本気じゃなかったのか・・・・・・

しかし、その力を使うことはありませんでした。

先ほどの攻撃が関林の全てでした。

笑いながら立ち尽くし、意識さえ無い関林。むしろ死んでいるのか?これは・・・・

もう勝敗は決したと言っていいでしょう。

誰の目にも明らかでした。しかし、それを良しとしない男が・・・・

 

突如関林にタックルと切るムテバさん。

そして、裏投げを行い関林の上に大きかぶさります。この体勢は・・・・・

 

「1・・・・2・・・・3。

 

3カウント。勝負ありだ。

 

言っただろう「プロレス」は嫌いじゃないって。」

 

殺しを実行するのではなく、自身の前に信念を貫き通した男に対する最大限の礼儀でした。

 

「アンタの意気に免じて「流儀」に則ってやったぞ。

 

俺なりのリスペクトってやつさ。」

 

・・・・・なんだ。このかっこ良すぎる傭兵は・・・

かくして傭兵VSプロレスラーの勝負は、傭兵に軍配が挙がりました。
とはいってもどちらの格も落とさず、むしろ両者とも格を上げる形での決着でした。

読んでいて非常に気持ちが良かったです。正直、ここんところの展開は熱いものもありましたがマンネリ感も出てきたので少々不安だったのですが見事に吹き飛ばす清々しい決着です。

しかし、これ3回戦は普通に若槻さんと闘うならばムテバさんはかなり有利だな。耳を失ったものの普通に戦闘続行可能でしたし・・・
(理由はわからないけど・・あんな超精密な動きができるということは位置情報は聴覚だけに頼っていないのかな?)
ここまで勝ち上がった中では、唯一のダメージ軽微なムテバさん。組み合わせもあるでしょうが、やはり実力的には凄まじい物があります。

一方で、若槻さんは何気に結構重症な感じが出ております。コスモや王馬さんに比べりゃ微妙だけど(笑)

そして、今回明らかになったまだ本気を出していないムテバさん。正直若槻さんはユリウス戦で力を出し切ってしまった感が強いです。いや、まだ奥の手が残されていたとしてもムテバさんに比べたら余裕感はなさそうです。

当然、ムテバさんともなると古傷も察知しているでしょう。ここを重点的に攻めてくると思います。

しかし、それだけで若槻さんを攻略できるとは思えないのでやはり若槻さんを倒すには戦士としてのムテバさんが出てくるでしょう。
これ以上強くなるとしたら、自身が豪語した「人類最強」もあながち間違ってないかもしれません・・・・
すごい戦いになりそうだな・・・

後、関林の毒霧でひるんだけどこれって視力が復活しているのかな? 盲目なら毒霧でも怯まなそうな感じがするけどね。

まぁそれは置いといて、とにかくかっこ良すぎたムテバさん!!!

正直、もうムテバさんが主人公で良いんじゃないかな(笑)

来週からケンガンアシュラがケンガンジェノサイダーになってたりしないかな(笑)

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 - ケンガンアシュラ